Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「CyberArk」の特権アカウント管理製品に脆弱性 - アップデートで修正

「CyberArk」の特権ID管理製品に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートで修正されている。

「CyberArk Password Vault」において、クライアントからのログオン要求に対し、メモリに含まれる約50バイトのデータが漏洩する脆弱性「CVE-2018-9842」が存在することが明らかになったもの。

さらにウェブポータルを提供するコンポーネント「CyberArk Password Vault Web Access」には、リモートよりコード実行が可能となる脆弱性「CVE-2018-9843」が含まれるという。

独RedTeam Pentestingが2017年11月に発見し、2018年1月にCyberArkへ報告していたもので、同社は両脆弱性の重要度について、「高(High)」とレーティングしている。

「CVE-2018-9842」は、「CyberArk Password Vault 10」「同9.7」にて修正。「CVE-2018-9843」に関しては、「CyberArk Password Vault Web Access 10.2」「同9.10」「同9.9.5」で対処した。

(Security NEXT - 2018/04/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Avast Antivirus」macOS版に脆弱性 - RCEやDoSのおそれ
「MS Edge」にアップデート - 脆弱性14件を解消
「Langflow」に未修正脆弱性、緩和策を - 報告者「修正が後回し」
深刻な「React」脆弱性、米当局が悪用に注意呼びかけ
解析ライブラリ「Apache Tika」に深刻なXXE脆弱性 - コア部分も更新を
「React」脆弱性、実証コード公開 - 悪用リスクが上昇
「GitLab」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
「Chrome 143」を公開 - 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Next.js」にセキュリティアップデート - 「React」脆弱性が影響
「Apache HTTPD」にアップデート - 脆弱性5件を解消