Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「サイボウズGaroon」に複数の脆弱性 - アップデートがリリース

「サイボウズGaroon」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかになった。アップデートが提供されている。

脆弱性によって影響を受けるバージョンは異なるが、「SQLインジェクション」の脆弱性「CVE-2018-0530」や、「クロスサイトスクリプティング」の脆弱性「CVE-2018-0549」、アクセス制御が回避される問題など、CVEベースであわせて8件の脆弱性が明らかになったもの。

サイボウズでは、脆弱性の深刻度について、いずれも4段階中下から2番目の「警告」とレーティングしている。さらにCVEが割り振られていない脆弱性6件についても修正した。深刻度はもっとも低い「注意」としている。

同社では、脆弱性に対処した「同4.6 Service Pack 2」「同4.6 Service Pack 1」「同4.6.0」 を提供している。

(Security NEXT - 2018/04/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も