Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MSのマルウェア対策エンジンに深刻な脆弱性、定例外で修正 - 悪用は未確認

「Windows 10」などに含まれる「Windows Defender」をはじめ、マイクロソフト製品が利用するマルウェア対策エンジン「Microsoft Malware Protection Engine」に深刻な脆弱性が含まれていることが明らかになった。

20180404_ms_001.jpg
明らかとなった「CVE-2018-0986」。悪用は未確認だという(画像:MS)

今回明らかとなった「CVE-2018-0986」は、深刻度が4段階中もっとも高い「緊急」とされる脆弱性。「バージョン1.1.14600.4」および以前のバージョンが影響を受ける。未公開の脆弱性で、悪用は確認されていないとしている。

ウェブサイトを表示したり、メールやメッセージの添付ファイルを開くなど、細工されたファイルを同エンジンでスキャンするとメモリ破壊が発生、リモートよりコードを実行されるおそれがある。リアルタイム保護にくわえ、定期的なスキャンを実施した場合にも影響を受ける。

同エンジンは、「Windows」や「Windows Server」の「Windows Defender」に含まれるほか、「Microsoft Exchange Server」「Microsoft Forefront Endpoint Protection」「Microsoft Security Essentials」などで採用されている。

更新プログラムとなる「バージョン1.1.14700.5」は、通常の場合、リリースから48時間以内に自動で適用されるという。更新プログラムのインストール作業は発生しないが、急ぐ場合は手動で更新することも可能。同社では管理者などへアップデートが適用されているか確認するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2018/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「GitLab」に月例セキュリティリリース - 深刻な脆弱性を解消
「GitHub Enterprise Server」に10件の脆弱性 - アップデートで修正
「ClamAV」にアップデート - 脆弱性2件を解消
Palo Altoの「PAN-OS」に5件の脆弱性 - アップデートにて修正
「Ghostscript」旧版に「クリティカル」とされる脆弱性
「Node.js」にセキュリティアップデート - 複数脆弱性を修正
IvantiのVPN製品脆弱性、限定的な攻撃から多様な攻撃へと発展
米当局、「Cisco ASA」など悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
Windowsのゼロデイ脆弱性「CVE-2024-21412」、昨年12月下旬より悪用
「Exchange Server」の脆弱性、すでに悪用 - MSが2月のパッチ情報を更新