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OpenSSLのアップデートがリリース - 脆弱性3件を解消

OpenSSLの開発チームは、当初の予告どおりセキュリティアップデートとなる「同1.1.0h」「1.0.2o」を公開した。

バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、開発チームではアップデートを通じてあわせて3件の脆弱性に対処した。

今回のアップデートにおける脆弱性の最高重要度は「中(Moderate)」で、DoS攻撃を受けるおそれがある「CVE-2018-0739」、およびHP-UXにおいてメッセージの偽造が可能となる「CVE-2018-0733」の2件。

のこる「CVE-2017-3738」に関しては「低(Low)」とレーティングした。

(Security NEXT - 2018/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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