コレガ製ルータ「CG-WGR1200」に3件の脆弱性 - 修正予定はなし
コレガの無線LANルータ「CG-WGR1200」に3件の脆弱性が含まれていることがわかった。すでにサポートが終了しており、アップデートの提供予定はないという。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品にバッファオーバーフローの脆弱性「CVE-2017-10852」やOSコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2017-10853」、認証の不備「CVE-2017-10854」など明らかになったもの。
同社では同製品のサポートをすでに終了しており、アップデートの予定はなく、コレガやセキュリティ機関では同製品の利用を中止するよう呼びかけている。またリモート接続機能の無効化や、内部からの不正なアクセスの防止など、脆弱性の緩和策もあわせて案内されている。
同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの塚本泰三氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したものでJPCERTコーディネーションセンターが調整を実施している。
(Security NEXT - 2018/03/09 )
ツイート
PR
関連記事
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起
「Plesk」Linux版に権限昇格の脆弱性 - アップデートで修正
ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
