Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

富士ソフト製モバイルルータに脆弱性 - 緩和策の実施を

富士ソフトのモバイル無線LANルータ「FS010W」に2件の脆弱性が含まれていることが判明した。緩和策が案内されている。

同製品のファームウェアが「バージョン1.3.0」および以前のバージョンに、クロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-0519」やクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2018-0520」が含まれていることが判明したもの。

同脆弱性は、小林学氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。

アップデータは用意されておらず、デフォルトパスワードの変更や、設定ツール利用時に他サイトを閲覧せず、操作終了後にウェブブラウザを終了するなど、緩和策の実施が呼びかけられている。

(Security NEXT - 2018/02/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正