「端末がウイルスに感染」と脅して偽サイトへ誘導 - ドコモかたるフィッシング
NTTドコモのウェブサービス利用者を狙ったフィッシングメールが確認されている。「不正ログインが発生」「端末がウイルスに感染」といった文言で不安を煽り、偽サイトに誘導していた。
同社によれば、問題のメールは、利用しているアカウントが第三者に不正ログインされた可能性があるため、パスワードをリセットしたなどと説明。引き続き利用する場合はパスワードの再設定が必要などとだます内容だった。
さらに端末がウイルスに感染している可能性があるなどとメール受信者の不安を煽り、同社サービス「dアカウント」のログイン画面を装ったフィッシングサイトに誘導。IDとパスワードの窃取を試みる。
また今回のフィッシング攻撃では。「security1-docomo」「security-docomo」といった文字列を含むドメインを悪用。正規サービスの関連サイトに見せかけようとしていた。

フィッシングメールの内容(画像:NTTドコモ)
(Security NEXT - 2018/02/07 )
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