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「WordPress」向けRetina対応プラグインにXSSの脆弱性

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」向けに提供されているプラグイン「WP Retina 2x」に脆弱性が含まれていることが判明した。

同製品は、高解像度の端末に対応した画像を生成できるプラグイン。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同プラグインにログインしているユーザーのブラウザ上で任意のスクリプトを実行されるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2018-0511」が含まれていることが判明したという。

同脆弱性は、クリスリュウ氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。修正版となる「同5.2.3」では、同脆弱性が解消されたほか、セキュリティの修正なども実施されている。

(Security NEXT - 2018/01/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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