12月はマルウェアメールの割合が上昇 - ボットネット「Necurs」が活発化
今回、マルウェア感染メールが増加した背景には、12月後半に「Necurs」ボットネットの活動が活発化したことが影響していると同社は分析。同ボットネットはこれまでも活動と停止を繰り返しており、今回の動きが一時的なものなのかはわかっていない。
一方、同社が扱ったメールに占めるスパムの割合は55.3%で、前月より0.2ポイント減少した。ただし、2017年全体で見ると増加傾向にあり、注意が必要となる。鉱業セクターを狙うスパムが目立っており、年間を通じても同セクターを狙うスパムが58.8%を占めたという。
フィッシングメールは2109件に1件で、前月の2560件に1件から割合が上昇した。
(Security NEXT - 2018/01/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
先週注目された記事(2025年2月16日〜2025年2月22日)
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増
2024年4Qのインシデントは約8%増 - 「FortiManager」脆弱性の侵害事例も
先週注目された記事(2024年12月29日〜2025年1月4日)
先々週注目された記事(2024年12月22日〜2024年12月28日)
先週注目された記事(2024年10月27日〜2024年11月2日)
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を