Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

主要メーカー「CPU」に脆弱性、データ漏洩のおそれ - クラウド含む幅広い環境へ影響

一方「Spectre」は、Googleや、グラーツ工科大学、ペンシルバニア大学、アデレード大学、Rambusなどの研究者によるチームが報告した。「投機的実行(speculative execution)」を由来としている。アプリケーション間の分離を破壊するもので、「Meltdown」と比較して悪用が難しい一方、影響を軽減することも難しいとしている。

20180105_sp_001.jpg
「Spectre」のロゴ

いずれも脆弱性を根本的に解決するには、CPUを交換する必要があるが、「Meltdown」については、Linuxにおいてカーネルとユーザーメモリを分離する「KPTI(KAISER)」など、OSにおける緩和策が提供されており、「Windows」「Mac OS X」においても対応が進められている。

「Spectre」は、「Intel」「AMD」「ARM」のいずれも製品に影響があり、一部メーカーは影響についてアナウンスを開始した。

「Spectre」は「Meltdown」より対応が難しく、パッチで特定の問題へ対策を講じることはできるものの、研究者は今後問題が長期化する可能性もあると述べている。

20180105_sc_001.jpg
影響を受けるベンダーの一覧(表:CERT/CC)

(Security NEXT - 2018/01/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米当局、「Oracle WebLogic Server」既知脆弱性の悪用に警鐘
エフサス製サーバ管理ソフト「ServerView Agents for Windows」に複数脆弱性
分散型DB「Apache Ignite」に脆弱性 - 修正版が公開
不正なVPN接続を確立できる「PAN-OS」脆弱性 - 悪用を確認
「Plesk」のLinux版に権限昇格の脆弱性 - 2月のリリースで修正済み
Oracleが補完パッチ、5製品35件の脆弱性を修正 - クリティカル11件
「PAN-OS」の認証回避脆弱性、詳細公開で悪用懸念高まる
米当局、「Langflow」や「Apex One」の脆弱性悪用に注意喚起
「LiteSpeed cPanel Plugin」に脆弱性 - すでに悪用も、侵害有無の確認を
「Samba」にRCEなど6件の脆弱性 - 修正パッチを公開