減少傾向続いたフィッシング攻撃、増加に転じる
フィッシング攻撃を受けた回数を国別に見ると、前回に引き続き「カナダ」がトップ。しかも前四半期から24ポイント増となり、占める割合が59%にまで上昇した。
2017年第1四半期に、54%と過半数を占めていた「米国」は、4年半ぶりにトップを譲った前四半期に引き続き、2017年第3四半期も割合が縮小しており、9%と1割を切った。以降「インド(7%)」「コロンビア(6%)」「メキシコ(4%)」と続く。
一方フィッシングサイトのホスト国は、引き続き「米国」が突出しており、前回同様59%にのぼる。ドイツとロシアがともに4%で続いた。
また同四半期に国内でホストされたフィッシングサイトは、23件へと激減した前四半期から再び増加し、141件だった。特に9月が104件と目立って多かった。
(Security NEXT - 2017/12/05 )
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