Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

パケット解析ツール「Packetbeat」にDoS攻撃受けるおそれ

Elasticが提供するパケット解析ツール「Packetbeat」にサービス拒否に陥る脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品においてPostgreSQLプロトコルのパケット解析処理に脆弱性「CVE-2017-11480」が存在。同プロトコルの解析を有効化した状態で細工されたパケットを処理するとサービス拒否に陥るおそれがあるという。

同脆弱性は福田鉄平氏がJPCERTコーディネーションセンターへ報告したもので、同センターが調整を実施した。Elasticでは、脆弱性を解消した「同5.6.4」が提供するとともに緩和策を案内している。

(Security NEXT - 2017/11/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Adobe ColdFusion」に緊急性高い脆弱性 - 早急に対応を
「Firefox 146」がリリース - 権限昇格やUAFなど脆弱性13件を解消
複数Fortinet製品に認証回避の深刻な脆弱性 - 影響確認と対策を
MS、2025年最後の月例パッチ - ゼロデイ含む脆弱性56件に対処
「Array AG」狙う攻撃、関連する複数IPアドレスを公開 - IPA
Ruby向けSAML認証ライブラリに深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「Array AG」にCVE未採番の脆弱性 - 8月に国内で悪用被害