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広く利用される暗号化ライブラリに脆弱性「ROCA」 - 鍵長1024ビットなら解析コストは1万円以下

Infineon Technologiesが提供する「RSA暗号ライブラリ」に、脆弱な鍵ペアを生成する脆弱性が存在することがわかった。ハードウェアなど影響が多岐にわたるおそれがある。

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ROCAの影響を受ける可能性がある機器(画像:CRoCS)

「同1.02.013」で生成したプライベート鍵が、公開鍵から容易に解析されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-15361」が明らかとなったもの。

暗号化されたデータの復号や署名の偽造など、悪用されるおそれがある。

脆弱性は同ライブラリに起因するもので、RSA暗号そのものの危殆化ではなく、ほかのデバイスやライブラリなど、同ライブラリ以外によって生成されたRSAキーであれば、同ライブラリでも安全に扱うことができるとしている。

(Security NEXT - 2017/10/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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