Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Oracle、Java SEに関する脆弱性22件を修正

Oracleは、同社の定例アップデートである「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開し、「Java SE」に関する脆弱性22件を解消した。

今回のアップデートは、CVEベースで22件の脆弱性に対処しており、共通脆弱性評価システム「CVSS v3」においてスコアが「7.0」以上で「緊急」または「重要」とされる脆弱性は4件。これらのうち、20件については認証なしでリモートよりコードの実行が可能となる脆弱性だという。

脆弱性により異なるが「同9」「同8 Update 144」「同7 Update 151」「同6 Update 161」「Java Advanced Management Console: 2.7」および以前のバージョンが影響を受ける。

同社では、脆弱性へ対処した「同9.0.1」「同8 Update 151」をリリース。アップデートを実施するよう呼びかけている。また脆弱性の修正にくわえ、バグへ対応した「同8 Update 152」についてもあわせてリリースされている。

(Security NEXT - 2017/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox」に複数脆弱性、アップデート公開 - 「クリティカル」との評価も
Cisco製品のゼロデイ脆弱性、国内スパム対策サービスで不正アクセス被害
「PHP」に複数脆弱性 - 修正版「同8.5.1」など公開
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性