NEC、顔認証機能をクラウドで提供 - 顔認証ソフトの強化も
NECは、顔認証エンジン「NeoFace」を採用した新しいサービスの提供や、ソフトウェアの強化などを行った。順次提供開始する。
顔認証エンジン「NeoFace」を同社のクラウド基盤「NEC Cloud IaaS」に搭載し、顔認証機能をクラウドサービス「NeoFace Cloud」として提供する。
サーバの設置は不要で登録情報は同社が管理。登録情報を保持しつつ、一時的な利用を停止できるため、イベントや工事現場など期間を限定して利用できる。料金は端末1台、対象者1人あたり月額5686円。
また、顔認証によるパソコンへのログオンや、ログオン中の利用者の常時監視を行うソフトの新版「NeoFace Monitor V3」を提供する。
正面以外の認証や視線の検知に対応。ログオンやロック解除時に顔や目の動きをランダムに指示することで、写真や動画を使ったなりすましへの対策を強化した。また業務アプリケーションにおいて、顔認証によるログオンが可能。価格は1万8144円から。
さらに、顔認証ソフトをプリインストールしたアプライアンスサーバに導入サービスをセットにした「NeoFace 顔認証システム導入セット」を強化。システム本体に無停電電源装置(UPS)を内蔵したほか、タブレット搭載カメラを利用する際の対応数を最大16台まで増加した。価格は70万9560円から。
(Security NEXT - 2017/10/18 )
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