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日本初となるサイバーセキュリティ日米合同演習を実施 - 経産省

経済産業省は、米国から招聘した専門家とともに、日本初となる「産業分野におけるサイバーセキュリティの日米共同演習」を実施した。

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共同演習の様子(画像:経産省)

同演習は、産業制御システムのサイバーセキュリティに関するもので、人材育成プログラムの一環。

9月19日から26日にかけて情報処理推進機構(IPA)の産業サイバーセキュリティセンター(ICSCoE)で実施した。

今回の演習では、米国土安全保障省(DHS)とICS-CERT(Industrial Control System Computer Emergency Response Team)から専門家7人を招聘。研修生向けのプログラムや、日米の講師によるセッションを実施した。DHSやICS-CERTによる日本国内での演習は今回がはじめてだという。

同省では今後も、DHSやICS-CERTとの継続的な連携を通じて、産業分野におけるサイバーセキュリティ対策の強化を推進していきたい考え。

(Security NEXT - 2017/09/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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