小学校4校の児童個人情報含むHDDを紛失 - 気を失った間に持ち去り
大阪市は、市立小学校の教員が、小学校4校の児童の個人情報が保存されたハードディスクを紛失したことを明らかにした。帰宅途中に転倒、気を失っている間に持ち去られたという。
同市によれば、市立小学校の教員が私物のポータブルハードディスクに個人情報を保存して持ち出したが、9月16日0時ごろ、飲食後の帰宅途中に転倒して意識を失い、警察官が駆けつけて意識を回復するまでの2時間ほどの間に、ハードディスクが入った鞄ごと持ち去られたという。
所在がわからなくなっているハードディスクには、同教員が勤務する小学校および過去に勤務していた小学校、あわせて4校の児童434人の氏名と住所のほか、2校の校外活動写真700件以上が保存されていた。警察へ遺失届を提出。帰宅経路などの捜索を行ったが見つからず、同月18日に学校へ報告した。
同教員の勤務校では、全児童の保護者を対象に説明会を開いて説明と謝罪を実施するとともに、過去に勤務していた小学校の児童の保護者に対し、謝罪の書面を郵送する。
同市教育委員会では、個人情報の外部持ち出しを禁止しているが、ルールが守られていなかったとして、同校に対し個人情報の管理徹底を指導するとしている。
(Security NEXT - 2017/09/22 )
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