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音楽教室の顧客情報がネット上に流出 - 宮地楽器

宮地楽器の音楽教室において、生徒の帰宅を保護者へ通知するシステムに入力された個人情報が、外部へ流出していたことがわかった。

音楽教室を運営する宮地商会によれば、音楽教室のシステムに入力された生徒や保護者の個人情報がインターネット上で閲覧可能な状態にあったことが、顧客の指摘から7月25日に判明したもの。

検索エンジンに同システムの管理者用ページが登録されていたという。管理者用ページには、都内6教室における生徒の氏名4198件や、保護者のメールアドレス1838件などが登録されていたという。

1月1日から7月25日までアクセスできる状態だったと見られており、同社では対象となる顧客にメールと書面により事情を説明した。

同システムについては廃止し、入力された個人情報を削除。今後は、生徒の帰宅を通知する代替システムの導入を検討するとしている。

(Security NEXT - 2017/09/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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