真庭市のサーバに不正アクセス - 「OpenSSL」の脆弱性が標的に
岡山県真庭市は、業務で使用しているサーバが、不正アクセスを受けたことを公表した。業務への影響や情報流出は否定している。
同市によれば、8月19日6時ごろ、DNSサーバやメールサーバとして公開されているサーバが不正アクセスを受けたもの。
21日8時半ごろ、鳥取・岡山自治体セキュリティクラウド監視センターから通知があり、被害へ気が付いた。インストールされていた「OpenSSL」に脆弱性が存在し、不正アクセスを受けたという。
同市では脆弱性を解消するとともに、ウェブサーバなど不要なサービスを停止。ファイアウォールで同サーバに対するhttps通信について拒否するよう設定した。
今回の不正アクセスによるネットワークの支障は発生しておらず、業務への影響はないと説明。サーバ内に個人情報は保存されておらず、情報漏洩の可能性についても否定している。
(Security NEXT - 2017/08/22 )
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