Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache HTTP Web Server」のアップデートがリリース - 「同2.2系」は未修正だった4件も対処

Apache Software Foundationは、脆弱性を修正した「Apache HTTP Web Server」の最新版をリリースした。「同2.2系統」では、6月より未修正となっていた脆弱性4件の修正も含まれるという。

今回のアップデートは、モジュール「mod_auth_digest」において、メモリが初期されない脆弱性「CVE-2017-9788」や、「mod_http2」において、解放済みのメモリへアクセスを試みる「Read after free」の脆弱性「CVE-2017-9789」へ対処したもの。

開発チームでは、これら脆弱性を解消した「同2.4.27」リリースした。

またあわせて「同2.2.34」をリリース。「CVE-2017-9788」にくわえ、6月に判明したものの、未修正となっていた「CVE-2017-3167」「CVE-2017-3169」「CVE-2017-7668」「CVE-2017-7679」の脆弱性4件についても、あわせて修正したという。

(Security NEXT - 2017/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「auひかり」向けのブロードバンドルータに複数の脆弱性
Apple、「iOS」「iPadOS」のセキュリティアップデートを公開
「Firefox 124.0.1」が公開、深刻な脆弱性2件を解消
ブラウザ「MS Edge」にアップデート - 9件の脆弱性を修正
Google、ブラウザ最新版「Chrome 123」をリリース - 複数脆弱性を修正
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Ivantiの複数製品に深刻な脆弱性 - 早急なパッチ適用を強く推奨
Atlassian、3月の月例アドバイザリを公開 - 脆弱性24件に対応
「Firefox 124」が公開、「クリティカル」含む脆弱性12件を修正
WordPress向け求人プラグインに脆弱性 - リモートよりコード実行のおそれ