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富士通ら9社、情報銀行の実証実験 - パーソナルデータの対価に「FUJITSUコイン」

同実験では、年齢や居住地、家族構成、趣味、嗜好、気分、体調といったパーソナルデータを実証実験用のウェブサイトを経由してPDSに登録することで、情報銀行にパーソナルデータを預ける。その際、データ閲覧や開示範囲の設定が可能。

預けられたパーソナルデータを企業の利活用の要望に応じて提供するとともに、データ提供者に対し、ブロックチェーンで管理する企業内仮想コイン「FUJITSUコイン」を対価として付与。同コインは一部店舗で利用できるクーポンへ交換できる。

またパーソナルデータ利用企業は、入手したデータに基づいて個人の趣味嗜好にあわせて情報提供を行うなどマーケティングへの応用について検証していく。

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実証実験のイメージ(画像:富士通)

(Security NEXT - 2017/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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