「Apache Struts 2」にリモートより攻撃可能な脆弱性 - 「Struts 1 Plugin」利用時に影響
ウェブアプリケーションフレームワーク「Apache Struts 2」の特定条件下で、リモートより攻撃が可能となるあらたな脆弱性が明らかとなった。

「同2.3」において「Struts 1 Plugin」を利用している場合に影響を受ける脆弱性「CVE-2017-9791」があらたに判明したもの。
開発チームは、セキュリティアドバイザリ「S2-048」を公開。脆弱性の重要度を「高(high)」とレーティングしている。
同プラグインは、「Struts 1 Action」を「Apache Struts 2」の環境下で利用するために提供されているが、入力値のチェックに問題があり、リモートよりコードを実行されるおそれがあるという。すでに実証コード(PoC)がインターネット上に公開されている。
7月8日の時点で修正版は提供されておらず、開発チームでは対策として、「ActionMessage」クラスに対してメッセージを渡す際、値を直接渡すのではなく、リソースキーを用いるよう求めている。
(Security NEXT - 2017/07/09 )
ツイート
PR
関連記事
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応