Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

バックアップソフト「Acronis True Image」の更新機能に脆弱性

Acronis製バックアップソフト「Acronis True Image」の更新機能に脆弱性が存在し、マンインザミドル(MITM)攻撃を受けるおそれがあることがわかった。

「Acronis True Image 2017」の一部ビルドにおいて、アップデートの確認やデータ取得時に、暗号化されていないHTTPプロトコルを利用する脆弱性「CVE-2017-3219」が判明したもの。

取得したデータについてもMD5ハッシュ値による検証のみで、同じネットワークを利用するなど、攻撃者によってマンインザミドル攻撃を受けるおそれがあるという。

6月20日の時点で修正プログラムなどは用意されておらず、セキュリティ機関では、アップデートの際は更新機能を利用せず、ウェブサイトよりデータを取得するよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2017/06/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性