Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2016年のフィッシング報告数、微減となるも1万件超 - 悪用被害ブランドが1.6倍に

2016年にフィッシング対策協議会へ寄せられたフィッシングの報告件数は1万759件で、前年から減少した。一方、悪用されたブランドののべ件数は261件で、前年比1.6倍となった。

同協議会によると、2016年に寄せられたフィッシングの報告件数は1万759件。2015年の1万1408件を下回った。上半期に8000件を超え、前年を上回るペースで推移したものの、下半期は約2000件と大きく縮小した。

これまでの報告件数に関する推移を見ると、2013年上半期までは低水準だったが、同年下半期には3000件を超えた。さらに2014年上半期は一気に1万8000件へ急増。同年下半期には4000件に減少したものの、以降2016年上半期までは4000件を下回ることはなく、高い水準で推移している。

2016年にフィッシングサイトの誘導先に利用されたURLの件数は4000件弱と、前年から1.3倍に増加。また同年各四半期において悪用されたブランドを合計したのべ件数は、前年の164件から1.6倍となる261件に増加した。SNSなどに対する攻撃の増加が件数の増加につながったという。

20170619_ap_002.jpg
フィッシングに悪用されたブランド件数の推移(グラフ:フィ対協)

(Security NEXT - 2017/06/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

2021年上半期の不正送金は376件 - 半数以上がOTP利用も被害
フィッシング報告が初の5万件超、毎分約1.2件 - URL数も記録更新
IPA、2021年前半の被害届出127件を公開 - ランサムや認証突破など
フィッシングサイトが増加 - 1カ月あたり8000件超、過去最多
2021年2Qの標的型攻撃に関する情報共有は40件 - J-CSIP
小中学校配布端末でのトラブル、約2割が経験 - 加害者になってしまうケースも
2021年2Qのインシデントは減少 - スキャン行為は増加
「Apple」かたるフィッシングサイト、前月比約5.4倍に
6月はフィッシングサイトが増加、過去2番目の件数に - 報告数は減少
4人に3人が企業からのSMSを警戒 - スミッシング被害経験は4.9%