Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Struts 2」脆弱性狙うアクセスが継続中 - 当初の暫定対策だけでは危険

さらに4月4日以降、「Content-Disposition」「Content-Length」ヘッダより脆弱性が悪用できるか探索するアクセスが断続的に観測されているという。特に4月後半から5月上旬にかけてアクセスの増加が見られた。

同庁では、実際に脆弱性を悪用しようと試みるアクセスは観測していないものの、同脆弱性の存在が判明した際には攻撃を受ける可能性もあると指摘。「Content-Type」ヘッダの悪用のみに対処した暫定的な対策では攻撃を防げないとし、脆弱性へ対処したバージョンへのアップデートなど、脆弱性への対策が十分であるか確認するよう求めている。

また3月の脆弱性の公表以降、脆弱性の影響を受けるシステムを運用していた場合は、攻撃を受けている可能性がきわめて高いとして、脆弱性が悪用された形跡がないか確認するよう注意を呼びかけている。

20170531_np_002.jpg
「Content-Disposition」「Content-Length」ヘッダ経由で脆弱性の有無を探索しようとしたアクセスの観測状況(グラフ:警察庁

(Security NEXT - 2017/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Apache Struts 2」に脆弱性 - 悪用観測ある既知脆弱性の対処不十分で
「Apache Struts 2」RCE脆弱性に悪用報告 - 早急に対処を
「Apache Struts 2」にRCE脆弱性が判明 - アップデートがリリース
8月公表の「Apache Struts 2」脆弱性、NVD評価は「クリティカル」
「Apache Struts 2」にRCEなど2件の脆弱性 - 最新版へ更新を
国際金融取引システムの不正送金に北朝鮮「APT38」が関与 - 外交交渉の裏で止まぬ攻撃
対「Struts 2」の脆弱性攻撃が発生、目的はマイニング - さらなる悪用増加に要警戒
「SQLインジェクション」を多数観測 - CMSのDB狙う攻撃も
約6年前のWPプラグイン脆弱性を狙う攻撃が11月に急増 - 攻撃元IPアドレスは3000件超
脆弱ライブラリ同梱した「Apache Struts」、「Webex」などCisco製品にも影響