空自スクリーンセーバーのインストーラに脆弱性 - 使用せずに削除を
航空自衛隊が提供していた8種類のスクリーンセーバーのインストーラに脆弱性が含まれていることが判明した。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、インストーラーの起動時に意図しないファイルを読み込み、コードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-2176」が判明したもの。
セキュリティ機関や自衛隊では、インストーラの配布は終了しており、これまでに配布されたインストーラーは使用せずに削除するよう注意を呼びかけている。なお、すでにインストール済みのスクリーンセーバー本体は今回の脆弱性について影響を受けない。
同ソフトに限らず、旧版のインストーラ作製ソフトなどを利用した際に脆弱性を作り込んでしまうケースが多数判明しており、JVNでは広く注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/05/29 )
ツイート
PR
関連記事
「WatchGuard Firebox」に脆弱性 - ゼロデイ攻撃が発生、更新や痕跡調査を
「Apache StreamPark」に暗号化などの脆弱性3件が判明
「OpenShift GitOps」に権限昇格の脆弱性 - クラスタ掌握のおそれ
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
