空自スクリーンセーバーのインストーラに脆弱性 - 使用せずに削除を
航空自衛隊が提供していた8種類のスクリーンセーバーのインストーラに脆弱性が含まれていることが判明した。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、インストーラーの起動時に意図しないファイルを読み込み、コードを実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-2176」が判明したもの。
セキュリティ機関や自衛隊では、インストーラの配布は終了しており、これまでに配布されたインストーラーは使用せずに削除するよう注意を呼びかけている。なお、すでにインストール済みのスクリーンセーバー本体は今回の脆弱性について影響を受けない。
同ソフトに限らず、旧版のインストーラ作製ソフトなどを利用した際に脆弱性を作り込んでしまうケースが多数判明しており、JVNでは広く注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/05/29 )
ツイート
PR
関連記事
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正
「Chrome」に複数脆弱性 - セキュリティアップデートで解消
「Adobe Commerce」に緊急対応必要な脆弱性 - 「Magento」も注意
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを