Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Joomla!」にSQLインジェクションの脆弱性 - アップデートがリリース

オープンソースのコンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Joomla!」に「SQLインジェクション」の脆弱性が含まれていることがわかった。同脆弱性を修正したアップデートがリリースされており、早急に適用するよう推奨されている。

「同3.xシリーズ」において、リクエストデータに対するフィルタリングが不十分であり、SQLインジェクションが可能となる脆弱性「CVE-2017-8917」が判明したもの。重要度は「高」。

開発チームでは、同脆弱性へ対処したセキュリティリリース「同3.7.1」を公開。同リリースでは、同脆弱性以外にも9件のバグを修正しており、早急に適用するよう強く推奨している。

(Security NEXT - 2017/05/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み
ファイル管理ツール「File Browser」に脆弱性 - 依存ライブラリに起因
「FortiWeb」に悪用済み脆弱性が判明 - 今月2件目
「Chrome」のスクリプトエンジンにゼロデイ脆弱性 - 修正版が公開
Appleの動画エンコーダ「Compressor」に脆弱性 - アップデートで修正
Zoho製アプリ監視ツールにコマンド検証回避の脆弱性 - アップデートで修正
「IBM AIX」のNIM関連機能に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge」にアップデート - 「V8」の脆弱性を解消
米当局、「FortiWeb」の脆弱性悪用に注意喚起