「花子」など複数のジャストシステム製品に脆弱性 - 悪用は未確認
グラフィックソフト「花子」など複数のジャストシステム製品に、任意のコードを実行されるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートモジュールがリリースされている。

あらたな脆弱性が判明した花子の紹介サイト(ジャストシステム)
「花子2017」をはじめ、同社の複数製品において検索パスの設定に問題があり、意図しないライブラリファイルを読み込む脆弱性「CVE-2017-2154」が存在することが判明したもの。脆弱性を悪用されると任意のコードを実行されるおそれがある。
同脆弱性は、セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワークの吉田英二氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。
ジャストシステムでは修正プログラムを用意。今回の脆弱性について、修正プログラムの公開時点で、悪用の報告は受けていないとしている。
花子2017
花子2016
花子2015
花子Pro 3
JUST Office 3 [Standard]
JUST Office 3 [エコ印刷パック]
JUST Office 3 & Tri-De DataProtect パック
JUST Government 3
ジャストジャンプ クラス2
ジャストフロンティア3
ジャストスクール6 Premium
花子Police 5
JUST Police 3
花子2017 体験版
(Security NEXT - 2017/04/20 )
ツイート
PR
関連記事
「Apache httpd」にSSRFやセッションハイジャックなど複数脆弱性
「Apache Tomcat」にアップデート - 複数脆弱性を修正
SAP、月例アドバイザリ31件を公開 - 「クリティカル」6件
米当局、「Citrix Bleed 2」の悪用に注意喚起
ビデオ会議のZoom、クライアントの複数脆弱性を解消
脆弱性4件を修正、「rsync」の深刻な脆弱性も解消 - GitLab
「PAN-OS」「GlobalProtect App」など複数製品の脆弱性を解消 - Palo Alto
「EPM」や「EPMM」などIvanti複数製品に脆弱性 - 悪用は未確認
Adobe製フォーム作成管理ツールに悪用リスク高い脆弱性
「Adobe ColdFusion」に深刻な脆弱性 - 緊急アップデートを