Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アイ・オー製無線LANルータ「WN-AC1167GR」にXSSの脆弱性

アイ・オー・データ機器製の無線LANルータ「WN-AC1167GR」に、「クロスサイトスクリプティング」の脆弱性が含まれていることが明らかになった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品に「クロスサイトスクリプティング」の脆弱性「CVE-2017-2148」が含まれていることが判明したという。ログインした状態で細工されたURLへアクセスすると任意のスクリプトを実行されるおそれがある。

同脆弱性は三井物産セキュアディレクションの小河哲之氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

同脆弱性へ対処したファームウェアの「バージョン1.05」が公開されており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2017/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性
Cisco、セキュリティアドバイザリ3件を公開 - 一部でPoCが公開済み
「Chrome 124」が公開 - セキュリティ関連で23件の修正
「Firefox 125.0.1」をリリース、脆弱性15件を修正