Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ピアノコンクールサイトで申込者の身分証明書など閲覧可能に - 河合楽器

河合楽器製作所は、国際ピアノコンクールのサイトにおいて、特定の操作を行うことで個人情報が閲覧可能な状態にあったことを明らかにした。

同社が運営する「第1回Shigeru Kawai 国際ピアノコンクール」のウェブサイトにおいて、1月11日から4月6日9時過ぎまでの間、コンクール参加申込者の個人情報が閲覧可能な状態だった。外部からの指摘により判明した。

期間中に特定の操作を行うことで、同サイトからコンクールへの参加を申し込んだ260人に関する運転免許証やパスポートなどの身分証明書や顔写真のデータが閲覧できたという。

同社では、個人情報の閲覧ができないようプログラムを修正。対象となる申込者には書面による説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2017/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
Doxense製プリントサーバ管理ソフト「Watchdoc」に深刻な脆弱性
構成管理ツール「Chef Automate」に深刻な脆弱性 - 9月初旬に修正
「Rancher Manager」に脆弱性 - フィッシング悪用や情報漏洩のおそれ
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か
仮想化基盤「vCenter Server」「NSX」に脆弱性 - アップデートが公開
「Apache Airflow」に脆弱性 - 接続情報が漏洩するおそれ
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認