Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Apple製音楽製作ソフトに脆弱性 - 不正ファイルでコード実行のおそれ

Appleは、音楽製作ソフトのアップデートとなる「Logic Pro X 10.3」および「GarageBand 10.1.5」をリリースした。機能追加のほか、脆弱性の修正も行ったという。

今回のアップデートは、機能の追加など実施。さらに「Logic Pro X」では新型MacBook Proの「Touch Bar」をサポートしたほか、インタフェースの改善を行った。またいずれも脆弱性1件に対処している。

今回修正した脆弱性は、細工されたGarageBandのプロジェクトファイルを読み込むとメモリ破壊が生じる「CVE-2017-2372」。脆弱性が悪用されるとコードを実行されるおそれがあるという。

(Security NEXT - 2017/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「MongoDB」に脆弱性「MongoBleed」 - 「PoC」公開、早急に対応を
メール転送エージェント「Exim」に脆弱性 - 「クリティカル」評価も
「Apache NiFi」の「Asana」連携の一部処理にRCE脆弱性
ワークフローツール「n8n」に今月3件目の「クリティカル」脆弱性
「IBM API Connect」に認証回避の脆弱性 - 暫定修正を提供
Fortinet「FortiOS」既知脆弱性の悪用を確認 - 認証回避のおそれ
Atlassian、前月更新で脆弱性46件を修正 - クリティカル9件含むも影響は限定的
NVIDIAのAI基盤「NeMo Framework」に複数脆弱性 - 修正版が公開
「Trend Micro Apex One」のEDR機能に脆弱性 - パッチは2026年1月に公開
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25