Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware ESXi」にXSSの脆弱性 - パッチがリリース

「VMware ESXi」に脆弱性が組まれていることがわかった。細工された仮想マシンにより制御を奪われるおそれがあるという。

「VMware vSphere Hypervisor」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2016-7463」が含まれていることが明らかとなったもの。重要度は、2番目にあたる「重要(Important)」。

攻撃者がゲストとなる仮想マシンを管理する権限を持つ場合や、管理者が悪意ある仮想マシンをインポートした際に脆弱性が悪用されるおそれがあり、システムの制御を奪われるおそれがあるという。

同社は、脆弱性を解消したパッチ「ESXi600-201611102-SG」「ESXi550-201612102-SG」をリリース。対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

インフラアクセス制御基盤「Teleport」に認証回避の脆弱性
XML処理ライブラリ「libxml2」に複数の脆弱性
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
「RICOH Streamline NX PC Client」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も