Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「FIDO 1.1」がリリース、普及促進に向けて国内WGが発足

FIDO(Fast IDentity Online)アライアンスは、FIDO認証の追加仕様とロードマップを明らかにした。また国内における認知度向上を目指してワーキンググループを設置している。

20161209_fi_001.jpg
記者会見へ登壇したMcDowell氏(画面左)と森山氏(同右)

2014年12月にリリースした「FIDO 1.0」から2年を経て、今回「FIDO 1.1」を公表したもの。機能を拡張し、あらたに「スマートカード」「Bluetooth Low Energy(BLE)」「NFC」「拡張メタデータサービス」をサポートした。

同アライアンスでは、「EMVCo」の要求に対応する「ユーザー検証キャッシング仕様」の開発に取り組んでいることを、2016年10月に明らかにしているが、記者会見に登壇した同アライアンスのエグゼクティブディレクターであるBrett McDowell氏は、今後のさらなるロードマップについて説明した。

W3Cとのアライアンスを踏まえ、ウェブサイトにおける同認証の標準化に向けて、「W3C Web認証仕様」の開発が進められており、すでにドラフト版へ盛り込み済みで、2017年には「W3C ウェブ認証規格」が正式策定される見込みだという。

さらに2017年のリリースに向けて、ブラウザやOSから直接、「USBトークン」「NFC」「Bluetooth対応デバイス」をはじめとする外部デバイスへ認証を要求するあらたな仕様「CTAP(Client-to-Authenticator Protocol)」の準備を進めている。

(Security NEXT - 2016/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

GMO「デスクトップクラウド」で侵害 - 利用者から金融口座の不正操作報告
「Apache Tomcat」に脆弱性8件 - 「クリティカル」評価の脆弱性も
運用環境に第三者が不正侵入、1年以上前の痕跡も - デジタルアーツ
「Splunk Enterprise」に複数の脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」脆弱性、2024年に兆候把握も修正難航 - 公開前に混乱
「LiteLLM」に不正プログラム混入 - 認証情報漏洩やコード実行のおそれ
HPEの無線LAN向けOSに多数の脆弱性 - クリティカルが33件
Ciscoのビデオ会議製品に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
「PHP」の深刻なRCE脆弱性「PHP2Shell」 - 悪用試行を観測
米当局、「PHP脆弱性」の即修正を勧告 - 困難ならオフラインに