「Drupal」に4件の脆弱性 - アップデートが公開
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Drupal」のセキュリティアップデートが公開された。複数の脆弱性を解消しており、開発チームでは最新版へのアップデートを強く推奨している。

4件の脆弱性を修正した「Drupal」
今回公開した「Drupal 8.2.3」および「同7.52」は、CVEベースで4件の脆弱性へ対応したアップデート。
確認フォームにURLが挿入され、外部サイトへリダイレクトされるおそれがある脆弱性「CVE-2016-9451」を解消した。
また文字列の変換機能におけるサービス拒否の脆弱性「CVE-2016-9452」など、5段階中3番目に高い重要度「中(Moderately Critical)」の脆弱性2件を修正している。
さらに5段階中下から2番目にあたる「あまり重要ではない(Less Critical)」とされる脆弱性2件を修正した。開発チームでは、アップデートの内容を確認した上で、最新版へできるだけ早く更新するよう推奨している。
今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2016-9449
CVE-2016-9450
CVE-2016-9451
CVE-2016-9452
(Security NEXT - 2016/11/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Salesforceのローコード開発ツールに脆弱性 - 設定リスクの指摘も
構成管理ツール「Salt」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Kibana」に深刻な脆弱性 - 「Chromium」の既知脆弱性に起因
「IBM i」のFAX機能に権限昇格の脆弱性 - 修正パッチを提供
「GitHub Enterprise Server」に脆弱性 - アップデートを公開
米CISA、「AMI MegaRAC SPx」や「FortiOS」の既知脆弱性悪用を警告
「Firefox 140」がリリース - 脆弱性13件を解消
「FortiOS」などFortinet複数製品に脆弱性 - アップデートを
「Cisco ISE」に深刻な脆弱性、root権限奪取も - 修正版を公開
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を