Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「BIND 9」のフルリゾルバに脆弱性 - リモートより悪用されるおそれ

「BIND 9」が異常終了する脆弱性があらたに判明した。リモートより攻撃が可能で、Internet Systems Consortium(ISC)や日本レジストリサービスなど関係機関では注意を呼びかけている。

20161102_is_001.jpg
パッチを公開したISC

「BIND 9」において、DNS応答の処理に脆弱性「CVE-2016-8864」が含まれていることが判明したもの。

キャッシュDNSサーバの機能を利用している際に影響があり、リモートからの攻撃によってサービスが停止するおそれがある。

ISCでは、同脆弱性の深刻度を「高(High)」にレーティング。ただし、権威DNSサーバにも同脆弱性が存在するが影響は小さいととしている。

ISCによれば、脆弱性の悪用は確認されていないが、サービス停止を引き起こすクエリについて、公開メーリングリストで議論された経緯もあるという。

今回の問題を受けて、ISCでは脆弱性を解消した「同9.11.0-P1」「同9.10.4-P4」「同9.9.9-P4」を公開。関係機関などとともに、最新版へアップデートを実施するよう利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/11/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

PEARライブラリ「Archive_Tar」に脆弱性 - 「Drupal」などにも影響
「Chrome 92」で35件のセキュリティ修正
Oracle、四半期定例パッチを公開 - 脆弱性のべ342件を修正
「Windows」に権限昇格のゼロデイ脆弱性 - MSが詳細を調査
Linuxカーネルにroot権限を取得できる脆弱性 - 1Gバイト超のパス長処理で
「Citrix ADC」や「Citrix Gateway」に複数脆弱性 - 認証回避のおそれ
Adobeの複数製品に深刻な脆弱性 - 定例外でパッチ公開
「FortiManager」「FortiAnalyzer」に脆弱性 - root権限でコード実行のおそれ
Apple、macOSやスマートデバイス向けにセキュリティ更新
Windowsの「ポイントアンドプリント」にゼロデイ脆弱性 - PoC公開済み