Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ASUSの無線LAN中継器にCSRFなど複数の脆弱性 - 複数機器に影響か

AsusTek Computer製の無線LAN中継器「ASUS RP-AC52」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。同機器以外にも同社の複数機器が同様の影響を受ける可能性もあるとし、セキュリティ機関では注意を呼びかけている。

同製品のウェブインターフェースに「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」の脆弱性「CVE-2016-6557」や、「コマンドインジェクション」の脆弱性「CVE-2016-6558」が含まれていることが判明したもの。修正方法は不明。

またセキュリティ機関の調査によれば、「EA-N66」「RP-N12」「RP-N14」「RP-N53」「RP-AC56」「WMP-N12」といった他製品についても脆弱性が存在する可能性があり、利用者へ注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「ConnectWise Automate」に悪用リスク高い脆弱性 - 早急に対応を
Cisco製IPフォンや侵入検知エンジン「Snort 3」などに脆弱性
Ruijie製ブリッジ「RG-EST300」に非公開SSH - 修正予定なし
バッファロー製Wi-Fiルータ「WXR9300BE6Pシリーズ」に脆弱性
NVIDIAの「Jetson Linux」やロボティクス開発環境に脆弱性
「Apache NMS.AMQP」に深刻な脆弱性 - アップデートや環境移行を呼びかけ
ビデオ会議の「Zoom」に複数脆弱性 - 最新版に更新を
米政府、国家支援攻撃者によるF5侵害受け緊急指令
F5、「BIG-IP」「F5OS」の複数脆弱性に対応 - 最新版へ更新を
米当局、「AEM Forms」の深刻な脆弱性狙う攻撃に注意喚起