NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Netscout Systemsのネットワーク監視ツール「nGeniusONE」に複数の脆弱性が明らかとなった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。
2025年4月26日付けでセキュリティアドバイザリを公開し、あわせて8件の脆弱性について明らかにしたもの。
任意のファイルを作成できる「CVE-2025-32979」、認証情報がハードコードされている「CVE-2025-32985」、認証なしに機密ファイルへアクセスできる脆弱性「CVE-2025-32986」などが判明した。
そのほか「sudo」の設定に関する問題「CVE-2025-32980」、不適切なファイルパーミッション設定「CVE-2025-32981」なども確認されている。
これら脆弱性に関して、共通脆弱性評価システム「CVSS」のベーススコアや深刻度などは示されていない。
同社では脆弱性に対処した「ビルド6.4.0 b2350」を用意。同バージョン以降へ更新するよう呼びかけている。今回のアップデートで修正した脆弱性は以下のとおり。
CVE-2025-32979
CVE-2025-32980
CVE-2025-32981
CVE-2025-32982
CVE-2025-32983
CVE-2025-32984
CVE-2025-32985
CVE-2025-32986
(Security NEXT - 2025/04/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加
「NetScaler ADC」脆弱性、パッチ公開前から攻撃発生
「NetScaler ADC/Gateway」にゼロデイ脆弱性 - 早急に更新を
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、アップデート公開 - 軽減策の実施も
特権コマンド実行ツール「sudo」に重要度「クリティカル」の脆弱性