Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe AIR SDK」およびコンパイラに脆弱性 - アップデート後に再コンパイル推奨

Adobe Systemsは、「Adobe AIR SDK」およびコンパイラのセキュリティアップデートをリリースした。

同アップデートは、「Windows」および「Mac OS X」向けに提供するもの。Android向けAIRアプリにおいてランタイム分析を安全に送信できない脆弱性「CVE-2016-6936」が存在するという。脆弱性の悪用は確認されていない。

同社では最新版として「同23.0.0.257」を用意。開発者に対してアップデート実施後にキャプティブランタイムバンドルを再コンパイルするよう推奨している。ただし、適用優先度は、任意のタイミングによるアップデートを促す「3」とした。

(Security NEXT - 2016/09/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
「Apache Struts」にDoS脆弱性 - ディスク領域枯渇のおそれ
「Node.js」にセキュリティアップデート - 12月15日に公開予定
悪用確認された「WinRAR」「Windows」の脆弱性に注意喚起 - 米当局
エンドポイント管理製品「Ivanti EPM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートを公開