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NTTコム、SaaS型WAFサービスを提供 - 「Slow DoS攻撃」にも対応

NTTコミュニケーションズは、企業向けOCNサービスのオプションとして、ウェブサーバを保護する「OCN vWAFサービス」を9月20日より提供開始する。

同サービスは、ウェブサイトの脆弱性を突いた攻撃を通信途中で排除するSaaS型のWAFサービス。ウェブサイトのサービス妨害を狙った「Slow DoS攻撃」にも対応する。

DNSの設定を変更するだけで導入でき、運営サイトやウェブアプリケーションごとに個別にセキュリティポリシーを設定できる管理ポータルを提供。不正アクセスの件数や攻撃の種類を一覧できるレポート機能を用意している。

価格はウェブサーバのトラフィックによって異なり、20Mbpsの基本サービスが月額13万7160円。1GbpsのDDoSプロテクションと1ウェブサイト、ログインプロテクション5ユーザー分の標準サービスが付属する。別途初期費用が必要。

同社では、ネットワーク回線をトラフィックで溢れさせるDDoS攻撃を防御する「OCN DDoS対策サービス」をすでに提供しており、今回のサービスとあわせて展開していく。

(Security NEXT - 2016/09/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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