システム不具合でサイト登録者のメアド流出 - アルファポリス
アルファポリスは、ウェブサイトの登録者に案内メールを送信した際、システムの不具合により一部利用者のメールアドレスが流出したことを明らかにした。
同社によれば、8月8日10時ごろ、「第9回ファンタジー小説大賞」の開催について案内するメールを、同社のサイトで作品登録を行った利用者宛に送信したが、システムの不具合で一部の利用者のメールアドレスがメールの本文に記載された状態となった。
利用者が登録したメールアドレスの一部に、同社システムでメールアドレスとして正しく処理できない文字が含まれている場合があり、送付先のメールアドレスリストを処理した際、同文字以降のメールアドレスを本文の一部として処理してしまったという。
具体的には、500件を1グループとして15グループに送信したが、そのうち3グループにおいて不具合が発生した。ひとつのグループでは、43件のメールアドレスが記載されたメールを457件に送信。別のグループでは、346件のメールアドレスが記載されたメールを154件に、さらに別のグループでは188件のメールアドレスが記載されたメールを312件に送信した。
同社では、メールアドレスが記載された利用者に対して個別に連絡を取り、謝罪。問題のメールを受信した利用者には、メールの削除を依頼した。またシステムを改修し、再発の防止を図るとしている。
(Security NEXT - 2016/08/23 )
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