Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

市内小学校児童の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 大阪市

大阪市において、スポーツ大会に参加した市内小学校児童の個人情報を記録したUSBメモリが所在不明となっている。

8月4日に開催された大阪市小学生スポーツ交流大会陸上運動の部における競技データを保存したUSBメモリを紛失したもの。USBメモリは市立小学校の教諭の私物だという。

同教諭は、参加児童の100メートル走の記録データを各参加校に送付するため、USBメモリへ保存。自宅へ持ち帰り、翌5日に学校へ持参してデータを各校へ送付しようとしたところ、USBメモリを紛失していることに気付いた。

問題のUSBメモリには、同大会に参加した児童の個人情報が保存されており、同市内小学校36校の児童891人分に関する氏名、学校名、100メートル走の記録、および63人の氏名と学校名が含まれる。USBメモリは暗号化などセキュリティ対策を講じていなかった。

同市では、対象となる児童の保護者に、説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2016/08/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

県立高で検定試験の解答用紙が所在不明に - 群馬県
高校で生徒の個人情報含む教務手帳が所在不明 - 東京都
県立高で施錠管理の住民票記載事項証明書が所在不明 - 香川県
県立高で奨学金申請希望一覧表を生徒に誤配付 - 新潟県
学校でグループウェアを操作ミス、アンケートや成績など流出 - さいたま市
座席表とまちがえて採点前の答案用紙を誤送信 - 都立高
配布調査書に個人情報、作成元資料のデータが残存 - 都立高
高校教諭が書類を車上に置いて走行、路上に散乱 - 宮城県
高校で生徒の個人情報含む出席簿を紛失 - 東京都
成績データを誤アップロード、生徒がSNSで共有 - 静岡県