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委託先へ預けた顧客情報入りUSBメモリが所在不明 - 大阪の複合施設

複合施設「大阪アメニティパーク」のOAPプラザポイントカード会員に関する個人情報が保存されたUSBメモリが所在不明になっていることがわかった。

三菱地所プロパティマネジメントが運営するOAPプラザ事務局によると、OAPプラザポイントカードの会員に関する2684件の個人情報を保存していたUSBメモリが所在不明となっているもの。氏名や住所、ポイントカードの会員番号などが含まれる。

6月20日にバーゲンの告知準備を行った際、以前預けた委託先からUSBメモリが返却されていないことに気付き、紛失していることが判明した。

同USBメモリは、バーゲンを告知するダイレクトメールを発送するため、会員情報を抽出して保存。2015年12月16日にダイレクトメール発送業務の委託先であるイディアワークスに預けていた。ダイレクトメールの発送に利用されたがその後の所在がわかっていない。

問題のUSBメモリには、セキュリティ対策は講じていなかったという。同社では対象となる会員に謝罪の書面を送付。今後は、管理体制の再構築をはじめ、USBメモリの管理方法や委託先の見直しを行うとしている。

(Security NEXT - 2016/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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