Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

持ち帰り個人情報がPC売却で流出、10年以上前に - 高島屋

高島屋は、従業員が自宅へ持ち帰っていた外商の顧客情報が、外部へ漏洩していたことを明らかにした。

同社従業員が、1999年から2004年ごろにかけて、顧客の個人情報を自宅へ持ち帰り、私有パソコンへ保存していたもの。同パソコンをリサイクル店へ売却したが、データを十分消去しておらず、2005年ごろに流出した。

外部から連絡があり問題が判明。同パソコンには顧客421人分の氏名や住所、電話番号、クレジットカード番号などが保存されていたという。

同社では、経済産業省へ事態を報告。関連する顧客に対して個別に事情の説明と謝罪を行っている。今回の流出に関連した被害などは確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2016/07/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
高校教諭が書類を車上に置いて走行、路上に散乱 - 宮城県
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
小学校で卒業生台帳が所在不明、鍵付金庫で保管 - 葛飾区
施設職員が個人情報含む書類を公道へ投棄 - 下川町
持ち出し緊急連絡表をメモ利用、保育士を懲戒処分 - 二宮町
窓口対応で書類紛れ、来庁者が誤って持ち帰る - 小諸市
評価記録など含む教務手帳が校内で所在不明に - 都立高校
学内向けクラウドで学生情報が閲覧可能に、権限設定ミスで - 京都府立大
中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 呉市