Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

総務省の研究データ、委託先で所在不明に - 機微情報の有無を調査

20160629_so_001.jpg

総務省は、過去に実施された委託研究開発に関するデータが所在不明となっていることを明らかにした。

同省では、2012年度から2014年度にかけて委託研究開発を実施したが、委託先であるNTTアドバンステクノロジにおいて同事業のデータを保存していた外付けハードディスクが所在不明となっているもの。

NTTアドバンステクノロジにおいて、5月27日に保存していたサーバルームからハードディスクがなくなっていることが判明。情報通信研究機構のデータを保存していたとして、同社より同機構へ6月24日に報告が行われたが、その後の調査で、同省のデータが含まれていることも判明したという。

同省では、紛失の報告を受けて対応を開始。機微情報が含まれていなかったか調査を進めている。NTTアドバンステクノロジでは、今回紛失が判明したハードディスクにおいて、90社より委託していた情報が含まれていることを公表しており、保存されていた情報の特定を急いでいる。

(Security NEXT - 2016/06/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

顧客取引データ保存されたディスク2枚が所在不明 - 西村証券
市内全世帯向けデジタル金券の配送中に一部紛失 - 太田市
職員などの個人情報含む書類を外出時に紛失か - 志摩市
業務用PCが所在不明、端末入替時に紛失か - 日特建設
国勢調査世帯一覧を紛失、住民が拾得して回収 - 横須賀市
小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
国勢調査資料をバインダーごと一時紛失、住民が拾得 - 境港市
国勢調査員が調査世帯一覧などを紛失 - 目黒区
生活困窮者の相談内容含むUSBメモリが所在不明 - 北九州市