総務省の研究データ、委託先で所在不明に - 機微情報の有無を調査

総務省は、過去に実施された委託研究開発に関するデータが所在不明となっていることを明らかにした。
同省では、2012年度から2014年度にかけて委託研究開発を実施したが、委託先であるNTTアドバンステクノロジにおいて同事業のデータを保存していた外付けハードディスクが所在不明となっているもの。
NTTアドバンステクノロジにおいて、5月27日に保存していたサーバルームからハードディスクがなくなっていることが判明。情報通信研究機構のデータを保存していたとして、同社より同機構へ6月24日に報告が行われたが、その後の調査で、同省のデータが含まれていることも判明したという。
同省では、紛失の報告を受けて対応を開始。機微情報が含まれていなかったか調査を進めている。NTTアドバンステクノロジでは、今回紛失が判明したハードディスクにおいて、90社より委託していた情報が含まれていることを公表しており、保存されていた情報の特定を急いでいる。
(Security NEXT - 2016/06/29 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
高校で1クラス分の出席簿が所在不明に - 神奈川県
高校の修学旅行引率中に名簿含むしおりを紛失 - 埼玉県
予防接種の予診票が所在不明 - 沖縄市のクリニック
手術情報含むデータ移管用USBメモリが所在不明 - 倉敷中央病院
保管していた国勢調査関係書類が一部所在不明、検査過程で判明 - 福岡市
高校で生徒の個人情報含む記録簿を紛失 - 大阪府
事故関係の通話内容含む一部記録媒体が所在不明 - 東京海上ダイレクト
郵便物を一時紛失、拾得物として回収 - 名古屋の郵便局
課税調査中に個人情報含む資料を紛失 - 京都市
中等教育学校で受験生資料含むUSBメモリを紛失 - 新潟県
