Android向け「kintone」に複数の脆弱性
サイボウズが、Android向けに提供する「kintone mobile for Android」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。脆弱性を修正したアップデートが提供されている。
「同1.0.5」から「同1.0.0」までのバージョンにおいて、SSLサーバ証明書を正しく検証せず、マンインザミドル攻撃(MITM攻撃)を受けるおそれがある脆弱性「CVE-2016-1186」が存在。またAndroidのバージョンによって端末のログよりトークン情報が取得されるおそれがある「CVE-2016-1185」が含まれるという。
今回の脆弱性に関し、「CVE-2016-1186」は草野一彦氏、「CVE-2016-1185」に関しては草野一彦氏とGopinath氏がJPCERTコーディネーションセンターへ報告した。同社では、脆弱性を解消した「同1.0.6」を提供している。
(Security NEXT - 2016/04/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正
ワークフロー実行ツール「n8n」に脆弱性 - アップデートで修正
監視ツール「Barracuda RMM」に深刻な複数脆弱性 - アップデートを
