DNPら、声で本人認証を行う「声紋認証」の開発を開始
大日本印刷は、ニュアンス・コミュニケーションズ・ジャパンと提携し、音声で本人認証を行う「声紋認証」技術を用いた認証サービスの開発を開始した。
同サービスは、声の特徴を抽出してパターン化した「声紋」を用いて本人を認証するもの。スマートフォンアプリのログインや、オンラインバンキングの取引などで本人認証を行う際、スマホのマイクに向かって発声すると、あらかじめ登録した声紋と照合して本人か判定する。
特定の言葉でなくても認証できるため、録音によるなりすまし対策として、毎回異なる言葉で認証することが可能。また特定の言葉のみ認証可能にするオプション機能も用意する。
同社では、2016年12月のサービス開始を目指しており、2017年から2019年度の3年間で3億円の売上げを目指すとしている。
(Security NEXT - 2016/03/15 )
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