滋賀県職員狙うマルウェアメール - 外部関係者に注意呼びかけ
滋賀県は、同県を発信元と装い、マルウェアを送りつけるメールが発生しており、同県以外の組織に対しても同様のメールが送信される可能性もあるとして注意を喚起した。
滋賀県庁のドメインを用いた「documents@pref.shiga.lg.jp」を発信元とするメールが確認されたもの。同県によれば、3月2日2時過ぎから5時過ぎにかけて職員へ立て続けに3通届いたという。職員はいずれも開封しなかった。
メールの件名と本文は英語で記載されており、zipファイルを添付。同県でファイルをVirusTotalで調べたところ、9製品でマルウェアとして判定され、マルウェアと判断した。
今後、同様のメールが県職員以外にも送信される可能性があるとして、同県では注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/03/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
先週注目された記事(2025年6月1日〜2025年6月7日)
Auth0の複数SDKに脆弱性 - 細工Cookieでコード実行のおそれ
米CISA、「Chromium」脆弱性の悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「VMware NSX」のUIやフィルタリング画面にXSS脆弱性
「MailEnable」に深刻なXSS脆弱性 - 実証コードも公開