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デル、BIOSのマルウェア感染検証機能をビジネスPC向けに

デルは、ビジネスパソコン向けにBIOSの検証機能「POSTブートBIOS検証ソリューション」を発表した

同ソリューションは、BIOSの安全性を検証する機能を提供するもので、同社があらたに提供する米Cylanceの技術を採用したエンドポイントセキュリティソリューション「Dell Data Protection | Endpoint Security Suite Enterprise」の付加機能として提供する。

同認証機能では、マルウェアに感染した可能性のあるデバイス上でなく、クラウドを用いて端末のBIOSイメージを同社のBIOSラボの公式基準値と比較することで脅威の有無を診断。BIOSが侵害されていないか検知できる。

1月上旬に発表した「Latitude」の新シリーズをはじめ、一部の「Dell Precision」「OptiPlex」「XPS」「Dell Venue Pro」など、第6世代インテルCoreプロセッサーを搭載した同社端末に対応している。

(Security NEXT - 2016/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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