動画や音声を処理するライブラリ「FFmpeg」に脆弱性
音声や動画の処理で活用されているライブラリ「FFmpeg」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。
細工したプレイリストのファイルを処理すると外部へアクセスし、ローカルのファイル情報が漏洩する脆弱性「CVE-2016-1897」「CVE-2016-1898」が存在するという。
開発者グループは、脆弱性を修正した「同2.8.5」を公開。セキュリティ機関では、同ソフトや同様の影響を受ける派生ソフト「Libav」の利用者へ注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2016/01/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
CiscoやSonicWallのゼロデイ脆弱性悪用に注意喚起 - 米CISA
「Node.js」のアップデートが再延期 - 年明け2026年1月7日を予定
SonicWallのリモートアクセス製品「SMA1000」にゼロデイ脆弱性
「Apache Airflow」の開発用拡張コンポーネントにRCE脆弱性
NVIDIAのロボティクスやAI開発向けシミュレーション基盤に脆弱性
Ciscoのメールセキュリティ製品にゼロデイ攻撃 - 構成や侵害状況の確認を
Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
