Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

SCSK、標的型攻撃の監視防御サービス

SCSKは、組織に対する標的型攻撃の監視や、不正通信の遮断による防御を行うサービスを提供開始した。

同サービスは、米Lastlineのサンドボックスを活用したサイバー攻撃への対策サービス。「標的型攻撃監視サービス」では、マルウェアの検出状況を同社の監視センター「SCSK SOC」で監視。検知時は分析を行い、顧客の環境に応じた対策を連絡する。

一方、「標的型攻撃防御サービス」では、監視サービスに加え、ネットワーク機器を運用し、必要に応じて不正な通信をブロックし、情報漏洩など被害の拡大を防ぐ。

価格は、1000ユーザー契約の場合、1ユーザーあたり年額1万6200円。同社では1年間で10社のサービス導入を目指し、サービスを展開していく。

20160114_ss_001.jpg
サービス概要(図:SCSK)

(Security NEXT - 2016/01/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Samsung製端末、ゼロデイ攻撃の標的に - 商用レベルスパイウェアを悪用か
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
韓国関連グループの標的型攻撃が継続 - GitHub悪用でマルウェア展開
教員2人のメルアカ侵害、差出人情報流出のおそれ - 中央大
「情報セキュリティ白書2025」PDF版を先行公開 - 書籍は9月30日発売
先週注目された記事(2025年8月17日〜2025年8月23日)
iPhoneやMacなどApple製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
米当局、「IE」「Excel」「WinRAR」の脆弱性悪用に注意喚起
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍